王様トマト 麗夏
■高リコピントマト
王様トマトとして販売されている麗夏、抗酸化物質リコピンが通常のトマトの約2倍もあり、うま味成分である遊離グルタミン酸は通常のトマトの約1.4倍もある麗夏の味に惚れ、栽培に取り組んできました。
栽培が難しく、ほとんど流通していない希少品種ですので、6年もの試行錯誤の結果、ようやく安定して収穫できるようになりました。
通常のトマトは、日持ちさせるため、身が赤くなる前に出荷し、消費者の皆様に届くまでに赤くなるようにしています。
一方、この麗夏は完熟になるまで樹上で育てる必要があるので、出荷直前まで土からの栄養や太陽の力でさらに栄養豊富で甘くおいしくなります。
■トマトへのこだわり
自前の完熟堆肥、天然有機肥料とパイナップルから抽出した酵素堆肥を使い、害虫や病気に強いとまとに育てることで、無農薬での栽培を実現しました。
化学肥料も使用せずに栽培していますので、平成28年からはJAS有機認証も取得しています。
川越農場のミネラル豊富な土が、太陽と水の力を借りて、トマトをはじめ、茎や葉の硝酸態窒素をアミノ酸に変えてくれますので、苦み、渋みの元といわれている残留硝酸態窒素がなく、トマト本来の甘味、旨味を感じることができます。
ちなみに、大玉トマトを作るために脇芽を摘みますが、川越農場では、この脇芽までてんぷらなどにしておいしく食べています。トマトの脇芽ですので、販売はしていませんが、皆さまにも味わっていただきたいほどのおいしさです。
■高リコピン(2倍)、高グルタミン酸(1.4倍)の王様トマト麗夏を栽培
サカタのたねで販売されている王様トマト麗華は、以下のホームページで紹介されているように、高リコピン(通常のトマトの2倍)、グルタミン酸(通常のトマトの1.4倍)のトマトで、樹上で完熟してから出荷する大玉のトマトです。
実際に、川越農場で栽培に成功した麗夏を分析したところ、次のとおり、高リコピンのトマトを栽培することができました。