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川越農場のご紹介

川越農場のご紹介
川越農場は、川越慎治・その妻 息子夫婦を中心に、毎日畑を管理しています。繁忙期には他にも多くのお手伝いの人が参加し、本当に一つの会社として運営しています。この写真に一緒に写っているのは、農業体験生のお嬢さん達です。
土と触れ合うと、人は癒されます。もちろん仕事なので大変な部分は多いですし、癒されるばかりではありませんがそれでも人は大地にしっかりと根付いて生きていくものだと思っています。 

農業に対する考え方

農業に対する考え方

私は農業者として農業を考える前に、一人の消費者として、毎日食べる米や野菜は「安心で美味しいものを食べたい」と願っています。もちろん肉や魚もそうありたいと思いますが、私にできることは農業ですから農業者として同じ思いで真面目に生産することが何より大切だと考えています。

川越農場では比較的大規模に米の生産をしていますが、水田だけでなくすべての畑でつくる作物で本物を目指したいと心掛けています。

農業に対する考え方

農業を続けているとそれぞれの作物の収穫量を上げたいと思うあまり化学肥料や農薬に頼りがちになります。しかし、化学肥料に頼った結果、土壌はむしろ地力を失い、見た目だけ立派な農産物を多く生産する結果になっているのが現状です。

少し専門的な話になりますが、そのような土壌には「硝酸態窒素」という、人が食べつづけると体に害を及ぼすものを野菜が多く摂り込む結果になり、見た目だけが青々とした苦味の多い野菜ばかりが出回るということに繋がっていくのです。

農業に対する考え方

また、有機農業がもてはやされる反面、未完熟の動物系堆肥のやり過ぎによる土壌の荒廃もあまり知られていません。

川越農場では早くからすべての農場にリン酸やカルシウム等の成分を多く含んだ天然肥料グアノ(海鳥の糞)を施肥することで土壌を窒素過多にさせない工夫を続けています。

植物には土の中の栄養と空気の中に含まれている栄養を吸って自ら生き抜いていく力が本来あるといいます。しかし、私達農業者は耕作する土壌を過保護にしすぎた反省をする時期に来ているのではないでしょうか。

農業に対する考え方

川越農場が目指す方向は、やはりその土地が持っている土着の菌群活性を高め土壌環境を強くしていくことです。しっかりとバランスの取れた土壌で作られる農 産品を世に出していきたい。

医食同源と言いますが、安心安全はもとよりミネラルが豊富で栄養価が高く、食べて健康になる食物を作り社会に貢献することが私達の使命だと考えています。

川越愼治

農場概要

店舗名 有限会社川越農場
運営責任者 川越愼治
住所 〒078-2600 北海道雨竜郡雨竜町字恵岱別1819番地
電話番号 0125-78-3935
FAX番号 0125-78-3935
メールアドレス info@oishi-tomato.jp

沿革

昭和48年 有限会社川越農場設立、本格的に稲わらを集め堆肥づくりを始める
平成04年 天然有機肥料を田畑に施用し特別栽培米を始める
平成17年 有限会社楽農を設立(長男が経営)
平成21年 町内協力農家数戸の総意により雨竜町豆生産組合を結成